2011年9月28日水曜日

そういえば。

そういえば
韓国に住んでいたとき
変な男に追いかけられたことがあった。
夜、帰りがかなり遅くなってしまって。
大通りからちょっと入った道。いつもより静かだった。
向こうに座ってる男がこっち見てるな、と思ってたら
私が歩こうとする先に向かってきた。
知らんぷりしてUターンした後、またさりげに向かったらまた来た。
やばいマークされてると思い、ちょっとしばらく隠れて。
そのあと、男が遠くに歩いて行ったのを確認して、
でもその瞬間こっちをチラっと見たから、まずいと思って
すごい急なきつい階段を駆け上がった私。
帰るのにその階段を使うしかなかったから。
あの遠さだったら、万が一追いかけてきたとしても・・と振り返ったら
すごい形相で必死に駆け上がってきている!!
そのときの怖さといったら・・
足は震え、しまいにはこけて携帯やらが散らばり拾ってるときに追いつかれた。手も震えが止まらなくて。
ホラーみたいだけど本当に起きた話。
ホテルに行こうと目うつろに何度もくり返してる。
あっち、手ぶら。ポッケから何出してくるかわからない。
モエヨ!!モルラヨ!!!と叫んだ私。
考えてみたら、なんですか!わかりません!と完全に敬語だったわけですが
そのときはもう必死だから・・
これは女を感じさせちゃいけないと判断し、
鬼の顔でにらみつけたが体に触れてきたから胸ぐらを押したった。
それでもじりじり近づきながらぶつくさ言っている。
そのままバッグを抱きかかえてにらみながら後ずさり
私なりのすてぜりふ鬼顔で「モルラヨ!!!」(やっぱり敬語)
そして逃げました。
坂道を走って走って・・あぁこわかった。
その男がもしマッチョだったら、胸ぐら押せなかったでしょう。
二日後にまたあの男の後ろ姿を見たときはぞっとした。
 
その話をポジャギのレッスンに行ったとき、一緒にいた人に話したら
そういえば数年前にこわい事件があってね って話を一人がし始めて
それが私が住んでるマンションの真横の公園の話だったときの衝撃といったら・・
どうりで監視カメラがあちこちにあるわけだ!と。
あと10日くらいで帰国ってときだったものの
あの時完全にポジャギに集中できなくなったっけ。
こうなったら、自ら奇声を発しながらスキップすればいいとか
ストッキングをかぶって歌を歌いながら帰ればいいとか
逆に捕まるよねってみんな笑いながらも私の目はすわっていたでしょう。

それ以来、夜遅くなったときは友達らが家まで送ってくれた。
本当に感謝。。。
ある時あの現場でパトカーが止まってて
パトカーの中で寝てたポリスのおじさん起こして
マンション近くまで来てもらったりもしたなぁ。
もちろんあの男の話もしたったわい。
私、それまでよく平気な顔してあのこわい道をのん気に・・
って
それをここ日本で思うことがこれから無いよう
やっぱりどこであれ気を付けなければと思った今。
夜でももうちょっと早めに走ろうっと。
 
 

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